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2005年12月21日 (水)

分かち合い

私は派遣で総務の仕事をやっているので、お茶出しもその仕事の1つだ。今日は社長にお茶を出してと言われ、お出ししたのだが、またすぐその後にお茶を出すように言われた。さっき出したところなのに、いったいなんだろうと思いつつ、社長室に入った。  「甘い~。」社長は他の人と仕事の話をしながら、そんな言葉を発していた。????なんのこっちゃ?その時はよくわからなかったが、後で理解した。

自分の席に戻ると、机に箱が置いてあり、中にお菓子が入っていた。これを皆に配ってくれと頼まれる。昨日既に○○さんが配っているので、まだ配っていない人へ配り、残りはどうやらニコニコして配ってくればよいらしい。昨日配っていない室は数人だったのですぐ終わり、昨日食べたかもしれない室のところへ行ってみた。→まず昨日配ったという○○さんの室へ。そのトルコのお菓子を持っていって食べないかと聞いてみると、そこの室の人達は皆何故か笑っている。???昨日食べたので要らないらしい。その隣の室へ。→指示された通り、ニコニコして召し上がれ~とそのトルコお菓子を持って歩いた。1人の男性がもらってくれ、そのトルコお菓子を1口食べた。食べた瞬間、甘~と大声を出していた。すかさずその隣の人にも配り、私は次の場所へ。→いつもならお菓子は喜んで食べてくれるはずの女性陣のところへ行ったが、それは~・・・という顔をして遠慮されてしまった。(もう既に昨日食べたらしい。)その後、まだ食べていない男性2人に配って席に戻ってきた。

トルコお菓子は配り終えた後も沢山残っていた。とりあえずどんなものか興味津々だったので、私も食べてみた。すごく甘いにもかかわらず、油でギトギトしている、妙な味だった。う~ん。これじゃ2個目は絶対食べないな。余ったのどうするということで相談し、箱のまま紙袋に包んでゴミ箱に捨てた。その後すぐ社長からの伝言により、秘書がゴミ箱に直行。どうやらトルコ菓子を遠慮して食べなかった取締役に出すように指示されたらしい。ゲー。3人でゴミ箱に一旦入った事は内緒にして、お皿にきれいに並べられたトルコ菓子。秘書が取締役達に持っていっていた(注:箱に入った上、紙袋に包まれていたので、衛生上は何の問題もない)

その後、ふと前を見てみると、すごいリアクションをしている取締役、約1名。周りの人は笑っている。お菓子を口にするところから見たかったなー。別の方向を見ると、しかめっ面をしながら、甘~と呟いている取締役、約1名。社長がこの菓子の甘さを人と分かち合いたいと思った理由がよくわかった。実に面白い光景だった。

何かを分かち合うというのは、よいことだ。喜ばしいこと、嬉しいことを人と分かち合うと、その喜びは2倍にも3倍にもなる。そして何か辛いこと、痛いこと、ネガティブなことを人と分かち合うと、その痛みは減少する。人に話すことによって、なぜか気が楽になるのだ。そして友情が強まる・・・・。

1人1人の人間は、別個のものかと思っているかもしれないが、ほんとはみんなつながっている。誰かが喜んでいる姿を見て、一緒に喜ぶことが出来れば、自分にも幸せが降って来る。誰かが元気がなかったら、空気でつながっているので、それはどこかしら伝染するものです。誰かと競争して勝って喜ぶのはエゴだけで、誰かを蹴落としたらその相手の辛い気持ちがいずれ伝染して自分に戻ってきます。この社会は競争社会ですが、もうそのようなことをしなくてもよい時代にきているのではと私は思っています。これからの時代は競争ではなく、皆とつながって、それぞれの個性を活かす、そんな時代ではないでしょうか?

皆で分かち合えば、まずいお菓子だって笑いに変容しますからね!あー楽しかった。

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